体がだるい・疲れ

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体のだるさ・疲れについて

体のだるさ・疲れについて

全身のだるさや疲労感は、誰もが日常的に経験する症状です。通常は休息により回復しますが、十分な休養をとっても改善しない場合は、何らかの病気が隠れている可能性があります。

「なんとなく調子が悪い」という漠然とした症状でも、QOL(生活の質)を著しく低下させます。原因を特定し、適切な対処をすることで、活力のある生活を取り戻すことが期待できます。

受診の目安

早めの受診が必要な場合

  • 2週間以上続く強い倦怠感
  • 急激な体重減少
  • 発熱が続く
  • 息切れ、動悸を伴う
  • 黄疸(皮膚や白目が黄色い)
  • むくみがある
  • 関節痛、筋肉痛を伴う など

これらの症状は、重要な病気のサインである可能性があります。早めの受診により、原因を特定し適切な治療につなげることができます。

体のだるさ・疲れの原因

生活習慣による原因

睡眠不足、過労、運動不足、栄養バランスの乱れ、過度のストレス、アルコールの飲みすぎなどが疲労感の原因となります。不規則な生活リズムも体調不良につながります。

身体的な病気

貧血、糖尿病、甲状腺機能低下症、肝機能障害、腎機能障害、心不全、慢性疲労症候群、睡眠時無呼吸症候群、がんなど、様々な疾患が倦怠感を引き起こします。

薬の副作用

抗アレルギー薬、睡眠薬、抗うつ薬など、一部の薬の副作用として倦怠感が現れることがあります。

体のだるさ・疲れの検査

血液検査

貧血の有無(赤血球、ヘモグロビン)、肝機能、腎機能、甲状腺ホルモン、血糖値、電解質などを調べます。当院では迅速検査により、重要な項目は当日中に結果をお伝えできます。

尿検査

糖尿病、腎臓病、尿路感染症などの有無を確認します。

心電図検査

心臓の異常による倦怠感でないか確認します。不整脈や心不全の兆候を調べます。

その他の検査

必要に応じて、胸部レントゲン、腹部エコーなどを行います。睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、自宅で行える簡易検査をお勧めすることもあります。

体のだるさ・疲れの治療

原因疾患の治療

検査で病気が見つかった場合は、その治療を優先します。貧血なら鉄剤、甲状腺機能低下症ならホルモン補充療法など、原因に応じた治療を行います。

生活習慣の改善

規則正しい生活リズム、十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動、ストレス管理が基本となります。

薬物療法

ビタミン剤、漢方薬、疲労回復薬などを症状に応じて処方します。精神的要因が強い場合は、抗不安薬や抗うつ薬を検討することもあります。

点滴療法

自費診療となりますが、ビタミン点滴やにんにく注射など、疲労回復に効果的な点滴療法も行っています。即効性があり、疲労の改善が期待できます。

日常生活での対策

疲労回復のポイント

質の良い睡眠を確保するため、就寝前のスマートフォンは避け、寝室は暗く静かに保ちます。入浴はぬるめのお湯でゆっくりと。

栄養面では、ビタミンB群、鉄分、たんぱく質を意識して摂取しましょう。朝食を抜かず、3食規則正しく食べることが大切です。

適度な運動は疲労回復に効果的です。ウォーキングやストレッチなど、無理のない範囲で体を動かしましょう。

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