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アレルギーについて

アレルギーについて

アレルギーは、本来無害な物質に対して免疫システムが過剰に反応することで起こる症状です。花粉、ダニ、食物、薬物など、原因となる物質(アレルゲン)は多岐にわたります。

日本人の約2人に1人が何らかのアレルギー疾患を持っているとされ、年々増加傾向にあります。適切な診断と治療により、症状をコントロールし、快適な生活を送ることが可能です。

花粉症

症状と原因

スギ、ヒノキ、イネ科、ブタクサなどの花粉が原因で起こる季節性アレルギー性鼻炎です。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみが主な症状です。

関西地方では2月から5月にかけてスギ・ヒノキ花粉が飛散し、多くの方が症状に悩まされます。近年は花粉の飛散量が増加傾向にあり、症状も重症化しやすくなっています。

治療と対策

抗アレルギー薬の内服や点鼻薬、点眼薬により症状を緩和します。花粉飛散前からの予防的投薬により、症状を軽減できることもあります。

マスクやメガネの着用、帰宅時の衣服の花粉払い、洗顔・うがいなど、日常生活での対策も重要です。

その他のアレルギー疾患

通年性アレルギー性鼻炎

ダニやハウスダスト、ペットの毛などが原因で、季節を問わず症状が現れます。掃除や換気、寝具の管理など、環境整備が治療の基本となります。

アトピー性皮膚炎

皮膚のバリア機能低下とアレルギー反応により、かゆみを伴う湿疹が慢性的に続きます。スキンケアと薬物療法を組み合わせて治療します。

食物アレルギー

特定の食物を摂取することで、じんましん、呼吸困難、アナフィラキシーなどを起こします。原因食物の特定と除去が基本的な対策となります。

薬物アレルギー

薬の服用により、発疹、かゆみ、呼吸困難などが起こります。過去にアレルギー症状が出た薬は必ず医師に伝えることが大切です。

アレルギー検査について

血液検査にて主要なアレルゲンを調べることができる検査です。花粉、ダニ、ペット、食物など、日常生活で接触する可能性の高いアレルゲンを網羅的に検査できます。

結果は数値で示され、アレルギーの程度を客観的に把握できます。治療方針の決定や生活指導に役立ちます。

アレルギー治療の基本

原因の回避

アレルゲンとの接触を避けることが最も基本的な対策です。検査により原因を特定し、生活環境の改善や食事管理を行います。

薬物療法

抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、ステロイド薬など、症状や重症度に応じて適切な薬を選択します。予防的投薬により、症状の出現を抑えることも可能です。

体質改善

規則正しい生活、バランスの良い食事、適度な運動により、アレルギー体質の改善を目指します。ストレス管理も重要な要素です。

我慢せず早めの受診をお勧めします

アレルギー症状は放置すると悪化し、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。また、喘息など、より重篤な疾患に移行する可能性もあります。

症状が軽いうちに適切な診断と治療を受けることで、より快適な生活を維持できます。アレルギーでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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